外構工事ガーデンコラム新築外構新築外構お役立ちコラムお庭のある暮らし
2026/08/27
【群馬の外構】住んで3年、お庭を活かしきれていないと感じませんか?使われない庭に共通する5つの理由

YOUR GARDEN
住んで数年。
そのお庭、いま何に使っていますか。
- —新築のときは、外構まで予算が回らなかった
- —お庭が土や砂利のままで、ほとんど使っていない
- —デッキ・テラスを付けても、結局使わない気がする
- —道路や隣家からの視線が気になって、落ち着かない
- —気になるところはあるけれど、どこから手をつけるべきか分からない
CONTENTS
目次
01
はじめに|この夏、お庭に何回出ましたか
日中の暑さはまだ続いていますが、朝晩の風にはようやく秋の気配が混じってきました。
そこで、ひとつ振り返っていただきたいことがあります。
この夏、ご自宅のお庭に出たのは何回だったでしょうか。
「そう言われると、ほとんど出ていないですね」。
ご相談の場で、たびたび伺う言葉です。
そしてそのほとんどが、新築から2年から5年ほどのお住まいです。
家そのものには満足している。
けれど、窓の外に広がる空間だけが、なぜか暮らしから切り離されている。
そのようなお声を、毎月のように伺います。
では、なぜお庭に出なかったのでしょうか。
理由を伺うと、多くの方が「今年の夏は暑かったから」とおっしゃいます。
たしかに、それも一つの要因ではあります。
ただ、これまで拝見してきたお庭を振り返ると、暑さだけが理由とは言えません。
使われていないお庭には、気候とは別の共通点があります。
お庭が使われない原因は、多くの場合、暑さではなく設計にあります。
この記事では、その共通点を5つに整理してご紹介します。
あわせて、一か所だけを工事してもなかなか解決しない理由、外構全体を見直すときの考え方、費用の仕組みまでお伝えします。
これから新築の外構を計画される方にも、そのまま役立つ内容です。
実際にご依頼いただいた施工事例も、章ごとに交えていきます。
02
使われないお庭に共通する、5つの理由
ここからは、お庭が使われなくなる理由を5つに分けてご紹介します。
どれも、実際の現場で繰り返し目にしてきたものです。
ご自宅にいくつ当てはまるか、数えながら読んでみてください。
理由1|お庭に出るまでに、ひと手間かかる
掃き出し窓とお庭のあいだに、40センチ以上の段差があるお住まいは珍しくありません。
履物を用意して、一段降りて、ようやくお庭に立てる。
地面が土や砂利のままなら、その履物もすぐ汚れます。
雨上がりであれば、足元がぬかるんで歩く気にもなりません。
ほんの数歩のことですが、この面倒が積み重なると、お庭へ足が向かなくなります。
反対に、窓と同じ高さでデッキやテラスが続いていれば、そのまま外に出られます。
出入りが楽になるだけで、お庭に立つ回数は自然と増えていきます。
理由2|地面が「未完成のまま」残っている
新築の外構で、いちばん先に予算を削られるのが地面です。
駐車場だけコンクリートで仕上げて、あとは土か砂利のまま。
そのような状態は、決して珍しくありません。
土の地面は雨が降るたびにぬかるみ、靴も服も汚れます。
砂利の地面は歩きにくく、椅子やテーブルを置いても脚が沈んで安定しません。
使いにくい場所は、やがて「歩かない場所」になっていきます。
WORKS|この理由に当てはまる事例
栃木県宇都宮市F様邸|砂利の駐車場を、汚れずに歩ける面に
F様からは「駐車場の砂利で靴の裏が汚れ、そのまま玄関まわりまで持ち込んでしまう」というお悩みを伺いました。
そこで駐車スペースから玄関までの面を仕上げ、汚れを気にせず歩ける動線に整えています。
理由3|視線が抜けていて、落ち着いて座れない
道路や隣家から丸見えのお庭では、落ち着いて過ごすのが難しくなります。
分譲地では、隣の家の窓とお庭が数メートルしか離れていないこともあります。
必要なのは、視線をやわらかく遮る仕掛けです。
目隠しフェンスや植栽、格子のスクリーンなど、方法はいくつもあります。
ただ、多くの場合、視線が集まる方向だけを遮れば十分です。
囲う範囲を広げれば、その分だけ風や光は入りにくくなります。
どこを閉じて、どこを開けておくか。そのバランスが要になります。
理由4|日陰がなく、風も通らない
群馬の夏は日ざしが強く、照り返しもきびしくなります。
日ざしをまともに受ける土間コンクリートやタイルは、素足では歩けないほど熱くなります。
日陰が一か所もないお庭は、真夏のあいだ出番がなくなります。
反対に、テラス屋根が一つ、あるいは木が一本あるだけで、体感は大きく変わります。
フェンスの隙間の取り方や植栽の置き方を工夫すれば、風の通り道もつくれます。
理由5|水道と電気がない
見落とされやすいところですが、影響はかなり大きいです。
屋外に水道がなければ、道具や靴、お子様と遊んだあとの足を洗う場所がありません。
屋外にコンセントがなければ、夜に灯りをつけることも、電気を使う道具を持ち出すこともできません。
水道と電気があるかどうかで、お庭を使える時間帯も使い道も変わってきます。
しかもこの二つは、後から足すと配管や配線のために地面を掘り返すことになり、割高になります。
チェックしてみてください
5つのうち3つ以上が当てはまるようなら、お庭はまだ「使える条件」を満たしていません。
ここで大事なのは、どれか一つを直しても、残りが足を引っ張ってしまうということです。
一か所だけの工事で満足度が上がりにくいのは、このためです。
03
新築でお庭が後回しになるのは、当然のことです
先にお伝えしておきたいことがあります。
外構が最低限の状態で引き渡されるのは、お客様の判断が間違っていたからではありません。
家づくりの進み方そのものに、そうなる理由があります。
予算を決める順番が、外構を最後にしている
家づくりでは、まず間取りと建物の仕様が決まります。
次にキッチン、床材、断熱、設備の打ち合わせが続きます。
外構の話が出てくるのは、たいてい最後です。
その時点で予算はほとんど使い切られていて、残った金額で組める内容に限られます。
順番の上で、外構は「調整の対象」になりやすいのです。
実際、こうした経緯で外構が最低限のまま残っているというお悩みをお持ちのお客様から、ガーデンラボへご相談をいただくことも多くあります。
引き渡しの日に、間に合わせる必要があった
入居日が決まっていれば、外構にかけられる時間も限られます。
駐車場と最低限のアプローチだけ先に仕上げて、あとは後日にする。
これは、ごく自然な判断です。
住宅ローンに外構費を組み込めなかった、というお話もよく伺います。
当時の条件を考えれば、むしろ賢明な選択だったと思います。
住んでみないと、本当に必要なものは分からない
これがいちばん大きいかもしれません。
駐車のしにくさ、視線が気になる方向、風の抜け方、洗濯物を干すときの動き。
どれも、図面の上ではほとんど分かりません。
住んで数年経った今だからこそ、足りないものがはっきり見えています。
新築から5年未満というのは、外構を考える材料がもっともそろっている時期です。
WORKS|住んで1年からのご相談
群馬県渋川市S様邸|入居1年、そろそろ全体を整えたい
S様からは「外構がすべて仕上がっているわけではないので、そろそろ全体を整えたい」とご相談をいただきました。
新築に住んで1年という、暮らしの中で足りないものが見えてきたタイミングでした。
後悔しているのではなく、
ようやく必要なものが見えてきただけです。
04
「デッキだけ」「芝だけ」では解決しない理由
お庭を使えるようにしたい。
そう思ったとき、多くの方が最初に浮かべるのがデッキです。
ただ、デッキを付けたのに結局使っていない、というお住まいも少なくありません。
その理由を、順に見ていきます。
デッキの先が土のままだと、使い方が広がりにくい
デッキは、室内とお庭をつなぐ踊り場のような場所です。
そのため、デッキの使い勝手は、その先に広がる地面に左右されます。
土のままの地面は、雨のあとはぬかるみ、乾けば土ぼこりが立ちます。
雑草も伸びやすく、夏場は草むしりが追いつかなくなりがちです。
そうなると、せっかくのデッキから先へは足が向きにくくなります。
洗濯物を干すためだけの場所になってしまうお住まいも、少なくありません。
デッキだけを足しても使い方が広がりにくいのは、このためです。
視線が抜けたままでは、結局座らない
立派なデッキをつくっても、周囲からの視線が気になる方向が隠されていないと、使い方が限られてしまいます。
目隠しの計画は、デッキと同時に考えておきたいところです。
ここでも、一つだけでは完成しないという構図は同じです。
後から足すと、素材も色もそろわない
外構の製品には、モデルチェンジがあります。
数年後に、同じタイルや同じ色のフェンスが手に入るとは限りません。
コンクリートも、打った時期が違えば色味が変わります。
一つずつ良いものを選んだのに、並べてみるとちぐはぐに見える。
ご相談の場で、たびたび伺う後悔です。
同じ工事を、何度も繰り返すことになる
費用の面も見過ごせません。
重機の回送費、仮設、残土処分、諸経費。
これらは工事のたびに、その都度かかります。
この点は、あとの章で詳しく整理します。
「どこから手をつけるべきか」から、ご相談ください。
全体を拝見したうえで、優先順位の付け方までご提案します。
ガーデンラボ前橋店(群馬県前橋市文京町1-50-10)
お電話でのご相談は 0120-344-556 (受付 9:00〜18:00)
05
使えるお庭に変える、4つのステップ
では、どういう順番で組み立てればいいのでしょうか。
ガーデンラボでは、次の4つの順で計画を立てています。
この順番には、はっきりした理由があります。
ステップ1|面をつくる(地面の素材を決める)

最初に決めるのは地面です。
どこを歩き、どこに物を置き、どこを緑にするのか。
それが決まってから、タイル、コンクリート、人工芝、砂利、植栽を割り振っていきます。
地面が決まらないと、上に乗るものの位置も決まりません。
地面は、お庭の設計図そのものだと考えています。
ステップ2|つなぐ(動線を通す)

次に、駐車場から玄関、玄関からお庭への動きを整理します。
買い物袋を抱えているとき、ゴミを出すとき、自転車を出すとき。
そうした日常の動きに、遠回りや段差がないかを一つずつ確認します。
外構の満足度は、見た目よりも動線で決まります。
ステップ3|囲う(視線と境界を整える)

そのうえで、どこをどこまで囲うかを決めていきます。
しっかり囲って、外から見えない空間にしたいという方もいらっしゃいます。
一方で、風や光を通しながら視線だけを遮りたいという方もいらっしゃいます。
どちらが正しいということはなく、暮らし方によって答えは変わります。
場所によって高さを変えたフェンスや、植栽との組み合わせで調整していきます。
境界のブロックが古くなっている場合は、この段階でつくり直しも一緒に検討します。
ステップ4|灯す(照明と設備を仕込む)

最後に、照明、立水栓、屋外コンセントを配置します。
夜のお庭は、灯りの位置ひとつで印象が変わります。
配線と配管は、地面を仕上げる前に埋めておくのが鉄則です。
だからこそ、この4つは順番どおりに、まとめて計画する必要があります。
なぜ順番が大事なのか
配管や配線は、地面の下を通ります。
仕上げたあとに追加すれば、せっかくの面を壊すことになります。
樹木の植え穴や排水の経路も同じで、先に決めておかないと後戻りが発生します。
全体図を最初につくるべき理由は、ここにあります。
06
費用の考え方|分けて工事するほど、総額は上がります
費用の仕組みについても、正直にお話しします。
外構の見積書には、工事そのもの以外の項目が並びます。
そして、それらは工事のたびに毎回かかります。
| 毎回かかる項目 | 内容 | 分割すると |
|---|---|---|
| 現場管理・諸経費 | 打ち合わせ、図面、工程管理、保険 | 回数分ふくらむ |
| 重機回送費 | ユンボやダンプの搬入と搬出 | 工事ごとに再発生 |
| 仮設・養生 | 既存部分を傷めないための保護 | 既存が増えるほど手間も増える |
| 残土・廃材処分 | 掘削した土や既存材の処分 | 少量ほど単価が割高 |
| 職人の手配 | 各職種の段取りと移動 | 小口工事は日当効率が落ちる |
※金額は現場条件により変動します。あくまで構造の説明としてご覧ください。
100万円分の工事を3回に分ければ、同じ内容でも、1回でまとめた場合より総額は上がります。
2回目以降は、すでに仕上がった部分を壊す手間や、傷めないよう守る手間も加わります。
その差は、回数を重ねるほど広がっていきます。
それでも、段階的に進めたほうがいい場合
とはいえ、必ず一度にやるべきだとは考えていません。
お子さまの成長で、数年後には使い方が変わるとわかっている場合。
予算の上限がはっきりしている場合。
そのようなときは、無理にまとめる必要はありません。
ただ、図面だけは最初に一枚にまとめておくことをおすすめします。
全体図があれば、配管や基礎を先に仕込んでおけますし、次の工事で無駄が出ません。
07
秋は、計画を始めるのにいちばん良い季節です
最後に、時期についてもお伝えします。
9月から11月は、外構リフォームの計画を始めるのに向いた季節です。
理由は、三つあります。
理由1|不満を具体的に思い出せる
夏の暑さも、梅雨のぬかるみも、まだ記憶が新しいうちです。
打ち合わせで挙がる要望が具体的になり、プランの精度も上がります。
冬になると、夏の困りごとは驚くほど忘れてしまうものです。
理由2|植栽を植えるのに適している
秋は、樹木が根を張りやすい季節です。
暑さが和らぎ、冬を迎えるまでにゆっくり落ち着くことができます。
植栽を含む計画では、有利に働きます。
理由3|春から、そのまま使える状態になる
秋に計画を始めれば、冬のあいだに工事を進められます。
お庭を使わない季節に工事を終えられるのは、思っている以上に大きな利点です。
気候の良い春から、完成したお庭をそのまま使えます。
春に動き始めると、使えるようになるのは暑さの盛りになってしまいます。
相談から完成までの期間は、規模によって変わります。
全体を見直す計画なら、数か月単位で見ておくと安心です。
動き出しが早いほど、選べる範囲も広がります。
08
まとめ|まずは全体図をつくることから
お庭が使われない原因は、暑さでも広さでもありません。
出るまでのひと手間、未完成の地面、抜けた視線、日陰の不在、水栓と電気の不足。
この5つが重なることで、お庭は少しずつ暮らしから離れていきます。
そして、どれか一つを直しただけでは、なかなか状況は変わりません。
だからこそ、私たちは全体から考えることをおすすめしています。
地面をつくり、動線でつなぎ、視線を整え、灯りと設備を仕込む。
この4つを一枚の図面にまとめるのが、最初の一歩です。
工事そのものは、そのあと無理のない範囲から進めていけば構いません。
ガーデンラボは、群馬・埼玉・栃木で外構とお庭づくりを手がけてきました。
地域の気候や暮らし方を踏まえて、外構全体をトータルでご提案しています。
新築のご計画でも、住んでからのリフォームでも、考え方は変わりません。
「まだ工事の予定はないけれど、全体図だけ見てみたい」。
そんなご相談から始めていただいて、まったく問題ありません。
RELATED
あわせて読みたい記事
なぜ、あの家はおしゃれに見えるのか? 外観の印象を左右する「外構の黄金比」READ MORE ▶「もう駐車でイライラしない!」 毎日のストレスを解消する、本当に使いやすい駐車場設計の秘密
READ MORE ▶今年の夏こそ「草むしり」から卒業!絶対生やさない&おしゃれに隠す、最強の防草テクニック
READ MORE ▶
CONTACT
外構・お庭づくりのご相談は
ガーデンラボへ
お庭が使われない原因の見立てから、
外構全体のプランまでトータルでご提案します。
01 / お電話でのご相談
受付 9:00〜18:00 / 水曜定休
02 / フォームでのご相談・ご来店予約
03 / LINEで写真を送るだけの簡単相談
気になる場所を撮って送るだけで構いません。24時間受付中です。
04 / まずは仕上がりを見てみたい方へ
SHOP
ガーデンラボ 前橋店
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1丁目50-10



