新築外構お役立ちコラム
2025/02/03
タイルを使った庭リフォームをするなら?メリット・デメリットについて
デザイン性と耐久性を兼ね備えた人気のタイルを使った庭リフォーム。
庭のリフォームでタイルを使いたいけど詳しく知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに「タイルを使った庭リフォームのメリット、デメリット、費用相場」などを紹介します。
タイルを使った庭リフォームのメリット
初めにタイルを使った庭のリフォームのメリットについて紹介いたします。
庭の雰囲気をオシャレにできる
タイルの種類を選べる タイルにはさまざまな色や質感があり、お好きな種類を選ぶことができます。
特に庭によく使われるタイルには、磁器質タイルと陶器質タイルがあります。
多くのタイルからお好みのものを選んで庭をおしゃれにしましょう。
ただし、明るい色のタイルは反射光がまぶしく感じることもあるので、考慮が必要です。
掃除がしやすい
タイルは、木材やレンガ、石材など他の素材に比べて手入れがしやすい点が大きなメリットです。
泥汚れが染み込みにくく、木材に比べて傷みにくいのが特徴です。
また、水を吸収しないため、汚れた場合はブラシで洗い流すことができます。
さらに、落ち葉やごみを掃きやすく、害虫が寄りつきにくいため、清潔を保ちやすい素材といえます。
このように、タイルは掃除や手入れがしやすいことから、玄関や園路の舗装にも人気があります。
雑草対策ができる
土や芝の庭はすぐに雑草が生え、手入れが大変です。
しかし、庭にタイルを敷き詰めることで太陽光を遮り、雑草が生えにくい環境を作ることができます。
雑草が生えないということは、雑草に寄ってくる虫も減るということです。
タイルを使うことで庭の雰囲気をオシャレにし、同時に雑草や害虫対策としても有効です。
タイルを使った庭リフォームのデメリット
次に、タイルを使用した庭リフォームのデメリットについて紹介いたします。
滑りやすい
タイルは水に濡れると滑りやすくなり、雨の日には転倒リスクが高まります。
特に高齢者やお子様がいる家庭では注意が必要です。
転倒リスクを軽減するためには、滑りにくいタイルを使用する方法もあります。
照り返しが強い
白色や明るい色のタイルは反射率が高く、照り返しが強くなることがあります。
庭でくつろぐ時間を重視する場合、照り返しが大きなデメリットとなるため、明るい色のタイルを避けるなどの対策が必要です。
施工費用が高く施工期間が長い
タイルの施工費用は選択するタイルの種類によって異なりますが、一般的には1枚数千円かかります。
そのため、施工面積が広い場合には費用が高くなることがあります。
また、タイルは職人が手作業で敷くため、施工期間も長くなることが多いです。
施工前には施工費用だけでなく、施工期間についても確認することが重要です。
タイルの選び方とは?
次に実際にメリット・デメリットはわかったけど、どうやって選んだらおしゃれになるのか、タイルのケアは必要なのかを詳しく解説いたします。
タイルの種類
タイルにはさまざまな種類があり、耐久性、見た目、価格に応じて選ぶことが重要です。
例えば、滑りにくいタイルや熱を吸収しにくいタイルを選ぶことで、安全性や快適性を高められます。
素材の種類
タイルの素材には、セラミック、ポーセリン、天然石などがあります。
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セラミックタイル | ポーセリンタイル | 天然石タイル |
価格が比較的安く、デザインも豊富です。 | 耐久性が高く、吸水率が低いため、外部環境に強いです。 | 高級感があり、その分価格が高めです。 |
デザインと色
タイルのデザインと色は、庭の雰囲気に大きく影響します。
シンプルなデザインからモザイク柄、模様入りのものまでさまざまです。
色もホワイト、グレー、ブラウン、ブラックなど多彩な選択肢があります。
庭のテーマや建物の外観に合わせて選びましょう。
デザインの統一感
タイルのデザインや色を統一することで、庭全体の統一感が生まれます。
同じタイルを使用することで、シンプルでモダンな印象に仕上げることができます。
異なるデザインや色のタイルを組み合わせる場合は、バランスを考慮して配置しましょう。
メンテナンス
タイルのメンテナンスは簡単ですが、定期的に掃除することで長持ちさせることができます。
特に汚れが付きやすい場所や滑りやすいタイルは、こまめに掃除することが大切です。
定期的な掃除
タイルの表面はほこりや泥、コケなどが付着しやすいので、定期的に掃除を行いましょう。
ブラシやホースを使用して水で洗い流すだけで簡単に掃除できますが汚れがひどい場合は、中性洗剤を使用して清掃します。
目地のケア
タイルの目地も定期的にチェックし、ひび割れや汚れが目立つ場合は補修や掃除を行いましょう。
目地が劣化するとタイルの剥がれや浮きの原因になるため、早めの対処が必要です。
タイルを設置する時のコツ
タイルをどんな風に設置しようか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これから配置のデザインとパターンをご紹介いたします。
配置とデザイン
タイルの配置やデザインにも注意が必要です。
均等に配置することで見た目が美しくなり、デザインにこだわることで個性的な庭を作ることができます。
プロに依頼すると、デザインのアドバイスも受けられます。
配置のパターン
タイルの配置には、シンプルな直線配置、斜め配置、交互配置、モザイク配置などがあります。
配置のパターンによって庭の印象が大きく変わります。
配置パターンを工夫することで、視覚的な広がりや動きを演出できます。
庭のリフォームでタイルを使った時によくある後悔
実際に庭のリフォームにタイルを取り入れた際に、よくある後悔をまとめました。
これから庭にタイルの設置をご予定の方や、これからご検討されている方はぜひ参考にご覧ください。
汚れが目立ちやすい
スタイリッシュでかっこいいため、暗い色や無地のタイルにする方が多いです。
しかし、汚れが目立ちやすく、明るめの色(ベージュやオフホワイト)で模様のあるタイルのほうが、汚れが目立ちにくいです。
また、目地の色は「タイルの色よりも若干濃いめ」を選ぶのがポイントです。
濡れたタイルは滑りやすい
雨や雪が降ると、タイルは、非常に滑りやすくなります。
屋外用のタイルで滑り止め加工が施されていても、多少の滑りやすさは残るため注意が必要です。
お子さんやお年寄りがタイルの上で転ぶ危険性もあります。
対策として、滑りにくいタイプのタイルを選ぶか、市販の滑り止め材をデッキに塗布する方法があります。
また、「生活動線」へつながる場所にタイルを使用するのは避けるか、使用する場合は屋根を併用して濡れにくくする工夫をおすすめします。
照り返しや暑さが辛い
夏になると、タイルデッキの照り返しがリビングに入ってきます。
さらに、デッキ自体も熱を持ちやすく、室内の温度がさらに上昇することがあります。
暑さ対策として、シェードを利用して日陰を作る、またはデッキの上に屋根を設置する工夫が必要です。
デッキ自体の温度を下げる方法としては、水をかけて冷やす「打ち水」も有効です。
タイルデッキの設置コストは高さによって変わる
タイルデッキは地面からの高さによって設置コストが変わります。
たとえば、20cmと50cmの高さを比較すると、コストが倍近く変動することもあります。
高さを調整するためには大量の土が必要で、運搬量が増加すればその分費用も増えます。
一方、ウッドデッキは高さによってコストが大きく変動することはありません。
高めの位置に設置する場合は、ウッドデッキの方がコスト面で有利です。
使用頻度が低い
タイルデッキが使えるシーズンは限られています。
春先はタイルデッキを使うのに最適な季節ですが、GWを過ぎると蚊が飛び回る季節がやってきます。
梅雨が終われば夏がきますが、暑い太陽の下では、タイルデッキが暑すぎて使うのが難しくなります。
秋になると過ごしやすくなりますが、冬がすぐに訪れ、寒さで庭に出ることが減ります。そのため、タイルデッキを年間通じて使えるのは「春と秋」だけです。
快適な過ごし方は人それぞれ異なりますが、使用頻度についても考えてタイルデッキにするかどうかを決めましょう。
おしゃれな庭をつくるならタイルデッキがおすすめ!
おしゃれな庭をご検討の方は、近年人気の高まっているタイルデッキがおすすめです。
その理由をいくつか紹介いたします。
タイルデッキの耐久性
タイルデッキの耐久性は非常に高く、重いものを上から落とさない限り、タイルが割れる心配はほとんどありません。
また、日差しによる経年劣化の心配もなく、長くきれいな状態を保つことができます。
天然木のように定期的なメンテナンスの手間や費用が抑えられるのも大きな魅力です。
タイルデッキの価格
タイルデッキの平米単価は、約1万5000円〜2万円前後とされています。
決して安い金額ではありませんが、耐久性に優れているため、設置後のメンテナンス費用がほとんどかからない点で経済的です。
トータルで考えた上で判断することをおすすめします。
タイルデッキの施工期間
タイルデッキはコンクリートで土台を作り、その上にタイルを貼る構造となっています。
そのため、施工期間は約1週間を見ておくと良いでしょう。
ウッドデッキに比べると施工期間が長くなるため、余裕を持って計画することが大切です。
まとめ
今回は「タイルを使った庭リフォームのメリット、デメリット、費用相場」を紹介しました。
紹介した内容を参考にして、タイルを使った庭リフォームのメリット、デメリット、費用相場に関する知識を深めましょう!
さらに素敵なタイルデッキを設置するために、ぜひガーデンラボにご相談ください!
どのようにお庭を使用していきたいかを、しっかりヒアリングしてお客様ひとりひとりに合ったプランをご提案いたします。
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