新築外構お役立ちコラム
2024/09/12
門柱やフェンスなど外構工事の失敗事例15選!外構を考える時の教訓にしよう
外構は住宅の見栄えだけではなく、防犯や使い勝手にも影響を与える要素です。
建物や敷地の外部空間を美しく整え、使いやすい空間にするために、慎重な設計・プランニングが求められます。
いろいろとこだわって外構プランを考えたものの、いざ完成すると失敗だったというケースは珍しくありません。
そこで今回は外構工事の失敗事例をご紹介いたします。
1.門柱に関する失敗事例4選
門柱は、表札やポスト、インターホン、照明などをまとめて設置する壁状の構造物です。
設置してから「いらなかったかも」「失敗だった」と後悔しないためにも、門柱に関する失敗事例をチェックしましょう。
ポールのみの機能門柱
門柱の形状にはポール状のものがあります。
細身のポールタイプの門柱はコンパクトで、狭い敷地にも設置しやすい特徴があります。
しかし、ポールのみの門柱はシンプルすぎるゆえに、安っぽさやダサい印象を与えてしまうことがあります。
形状的に縦向きのポストを設置することになりますが、横向きのポストよりも郵便物がごちゃごちゃしやすい点もデメリットです。
狭い敷地で門柱を置くのが難しい時は、門柱を造らず玄関にポストや表札・インターホンに設置したり、ポストのみを独立して建てたりした方が良いでしょう。
笠木のない門柱
笠木は、門柱や塀の上部に設置する部材のことです。
笠木がない門柱はシンプルさが強調されますが、雨水による汚れが付きやすくなってしまいます。
門柱に笠木を取り付けることで雨に濡れる範囲が少なくなるため、汚れもつきにくくなります。
門柱の存在感を高められることもメリットです。
無駄に大きな門柱の設置
門柱を設置したら無駄に大きかったという失敗ケースもあります。
敷地の大きさや外観のデザインによっては大きな門柱が合わない可能性があります。
また、門柱が大きすぎることで圧迫感があったり、車の出し入れに支障が出たりすることもあるので、わが家に合ったサイズの門柱を選ぶことが大切です。
玄関からポストとの距離が遠い
道路との境界を示すために、門柱を道路前に設置するケースが多くみられます。
門柱にポストを設置する場合、玄関と門柱の距離が離れていると郵便物を取りに行くのに手間がかかるデメリットが生じます。
特に雨の日は郵便物の回収が面倒に感じてしまうでしょう。
門柱と玄関が大きく離れてしまうようであれば、ポストのみ玄関周りに設置するのが良いと言えます。
2.フェンスに関する失敗事例3選
フェンスは敷地の境界線を示し、隣家や歩行者など外部の視線を遮る役割があります。
そんなフェンスに関する失敗事例をご紹介します。
目隠し効果がない高さ
フェンスで目隠しをするためには、ある程度の高さが必要です。
しかし、圧迫感を防ぐために高さのフェンスを選んだところ、目隠し効果がほとんどなくなってしまうことがあります。
一般的に目隠し効果が発揮される高さは地上から約1.8mと言われているので、この目安でフェンスを選ぶと良いでしょう。
遮りすぎて窮屈に感じる
目隠しや防犯を意識して敷地の周囲をフェンスで囲うことがありますが、遮りすぎたことで窮屈な空間に感じてしまうケースがあります。
フェンスを設置する際は、どこを目隠ししたいのか考えて設置する範囲を決めましょう。
また、圧迫感を軽減するためにフェンスの高さやデザインにも考慮が必要です。
デザインや色選びのミス
好みのフェンスを選んで設置したところ、住宅のデザインに合わなかったという失敗事例も多いです。
フェンスは木調やアルミ形状、アルミ鋳物、スチールメッシュなどさまざまな素材・デザインのものがあります。
好みや機能面は重要ですが、住宅の外観や周辺環境と合ったデザインであることも重要です。
住宅のデザインとの統一感を意識してフェンスを選ぶようにしましょう。
敷地の境界に生垣を設置
フェンスの代わりに敷地の境界線に生垣を設置することがあります。
生垣は生きている植物を設置するので、自然の温かみを直で感じられることが魅力です。
しかし、植物は成長し続けるので、定期的に選定や落ち葉や花びらの掃除が必要になります。
頻繁にお手入れができれば良いのですが、できない場合は隣家や近所の人に迷惑がかかる恐れがあるので注意しましょう。
3.その他の外構に関する失敗事例3選
玄関アプローチや庭、駐車場など、その他の外構に関する失敗事例は以下のとおりです。
天然木の枕木の設置
玄関アプローチに、ヴィンテージ感のある枕木を設置したい人は多いでしょう。
枕木のパーツにはいろいろな種類がありますが、天然木は注意が必要です。
天然木の枕木は質感が良いものの、雨水や凍結によってツルツル滑りやすくなるので、転倒しやすくなる可能性があります。
また、腐食やシロアリ被害を受けることもあります。
枕木風のアプローチにしたい時は、樹脂やコンクリート製など腐食に強く、滑りにくい加工がされたものがおすすめです。
真っ白なタイルや真っ黒のタイルの設置
玄関前の階段に真っ白いタイルや真っ黒なタイルを採用するケースもあります。
しかし、白いタイルと黒いタイルにはデメリットがあるので注意が必要です。
白いタイルは日差しの照り返しが眩しくなるので、階段の段差が見えにくくなる可能性があります。
黒いタイルは夜になると目立ちにくくなるので、階段の段差が分かりづらく、踏み外すなどのリスクが高まるでしょう。
安全な階段にするためにも、なるべく白や黒のタイルは避けた方が良いと言えます。
白や黒のタイルは汚れが目立つデメリットもあるので、クリーム系・ベージュ系・グレー系といった明るい色を選ぶのがおすすめです。
どうしても白や黒のタイルを使いたい時は、段差の部分だけ異なる色のタイルを使うといった工夫をしましょう。
現状使い道のないスロープの設置
将来車いすの利用や階段の上り上がりが難しくなった時のことを考えて、玄関前にスロープを設置するケースがあります。
しかし、現状スロープを使うことがなければ、無駄にコストをかけて使わないスペースを作ることになってしまいます。
介護が必要な人がいる、自転車を良く使うなどスロープを使う理由があれば、無駄ではありません。
しかし、現状使う目的がなければ、無理に取り付ける必要はないです。
将来リフォームで設置することを考慮して、玄関アプローチをプランニングした方が良いと言えます。
無駄に広くしてしまったお庭
子どもやペットの遊び場、ガーデニングや家庭菜園と楽しむスペースとして、広いお庭に憧れる人は多いでしょう。
しかし、無駄に広いお庭を造ったことで失敗と感じるケースもあります。
例えば、お庭のスペースを広く取ってしまったことで、駐車場や駐輪場のスペースを確保できない可能性があります。
自動車や自転車を使うことがなければ問題はありませんが、日常的に使う場合は駐車場・駐輪場のスペースに考慮してお庭のスペースを確保しましょう。
中途半端な大きさのウッドデッキ
ウッドデッキはアウトドアリビングや洗濯物を干すスペース、子どもの遊び場などに使うことができます。
見た目もおしゃれで、住宅の付加価値を高めてくれるでしょう。
しかし、中途半端な大きさで造ってしまったことで、使いづらいウッドデッキになってしまったという失敗ケースがあります。
ウッドデッキを造るとなるとそれなりのスペースが必要となるので、どんな用途で使いたいのか決めた上で、ベストのサイズを決めましょう。
4.まとめ
今回は門柱やフェンスなど外構工事に関する失敗事例をご紹介しました。
外構工事ではいろいろな失敗があるので、ご紹介した失敗事例を念頭に置いておくと良いでしょう。
外構は見た目の美しさだけではなく、日常生活における機能性も意識してプランニングをすることが大切です。
施工事例を参考にしたり、外構のプロのアドバイスを受けたりしながら、理想的な外構を考えていきましょう。
ガーデンラボは、豊富な経験と確かな技術を持つ外構の専門家です。
デザイン性はもちろん、耐久性やメンテナンスのしやすさにも配慮した提案を行い、お客様のご希望に沿った最適なプランを提供します。
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