デッキ・テラス・ガーデンルームコラム
2025/08/02
ウッドデッキvsタイルデッキ:あなたの庭に相応しいのはどちら?

✅ この記事を読んでわかるポイント
1.ウッドデッキとタイルデッキの基本的な違いがわかる
ウッドデッキはナチュラルで温かみがあり、天然木と人工木で特徴やメンテナンスの手間が異なる。
2.それぞれの「メリット・デメリット」を比較できる
⇒ウッドデッキは柔らかい足触りとDIY可能な点が魅力だが、定期メンテナンスが必要。
3.メンテナンスや費用、耐久性の観点で比較できる
⇒ウッドデッキは短期コストに強いが、ランニングコストがやや高め。
4.ライフスタイルや庭の雰囲気に応じた選び方が学べる
⇒ナチュラルでリラックス感のある空間にはウッドデッキ。
5.環境条件(気候や日当たり)も選定のポイントになる
⇒雨の多い地域や夏の照り返しが強い地域では素材ごとの注意点も把握できる。
6.実物確認・相談の必要性と、ガーデンラボ来店のメリットがわかる
⇒「見て・触れて・比較」するために、実際に来店して素材や色を体感する重要性が伝わる。
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ウッドデッキとタイルデッキについて
お庭やテラス空間を快適に演出する外構アイテムとして人気の「ウッドデッキ」と「タイルデッキ」。
どちらも屋外のくつろぎスペースとして優れた選択肢ですが、素材やデザイン、メンテナンス性などに違いがあります。
それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルや目的に合ったデッキを選ぶことで、より快適で魅力的な屋外空間を実現することができます。
早速、ウッドデッキとタイルデッキの違いや選び方のポイントを詳しくご紹介します。
ウッドデッキとは?天然木と人工木の違い
ウッドデッキは、庭や外構を彩るアイテムとして人気があります。
その魅力は、自然素材ならではの温かみとリラックスできる雰囲気にあります。使用される素材には主に天然木と人工木の2種類があります。
天然木
天然木は、ソフトウッド(杉やパイン)やハードウッド(ウリンやイペ)が一般的です。
天然木はその自然な風合いと手触りが最大の魅力ですが、水分や紫外線に弱く、経年劣化を防ぐため定期的な防腐対策や塗装が必要です。
特に雨や湿気の多い地域では、こまめなメンテナンスが欠かせません。
人工木
人工木は、天然木の粉を樹脂と混ぜて作られた素材です。
天然木のような見た目を持ちながら耐久性が高く、メンテナンスも比較的簡単という特徴があります。
ただし、材質によっては天然木ほどの自然な風合いが感じられない場合もあります。
ウッドデッキを選ぶ際は、庭や外構の雰囲気、運用における手間を考慮しながら素材を選択することが重要です。
タイルデッキとは?素材と特徴
タイルデッキは、陶磁器タイルや天然石などを用いた庭やエクステリアのデッキの一種です。
その最大の特徴は、高い耐久性と手入れのしやすさにあります。タイルデッキは半永久的に使用できると言われ、汚れや水分に強いため、キレイな状態を長く保持できます。
特に高圧洗浄で清掃が可能であり、手間をかけずに美観を保てる点が魅力です。
また、タイルデッキはデザインの幅が広く、陶器調や石材調など、おしゃれで高級感のある外構デザインが楽しめます。
ただしデメリットとして、滑りやすい点や夏場の日照によって表面が熱くなりやすい点が挙げられます。
また、ウッドデッキと比較すると設置費用がやや高額であり、段差が生じる場合もあります。そのため、使用する庭の広さや用途に合わせた選定が必要です。
それぞれのデザインと雰囲気の違い
ウッドデッキとタイルデッキは、デザインや雰囲気において大きな違いがあります。
ウッドデッキ

ウッドデッキはその自然な風合いから、ナチュラルな雰囲気を好む方に人気です。
例えば木目を生かした外構デザインは、庭の植栽と調和しつつ、暖かみのある空間を演出します。
また、柔らかな足触りも屋外リビングとしての快適性を高める要因です。
タイルデッキ

タイルデッキは、高級感やモダンさを重視したデザインが得意です。
タイルの素材や色合いを選ぶことで、スタイリッシュなエクステリアや洗練された庭を演出できます。
さらに、多様なタイルパターンを取り入れれば、個性的で目を引く外構デザインを実現できます。
どちらを選ぶかは、自宅の庭の雰囲気や希望する外構スタイル次第です。
ナチュラルさを求めるならウッドデッキ、モダンで洗練された空間を目指すならタイルデッキが向いているでしょう。
比較検討する際には、自分の庭に最も相応しいデザインをイメージしながら選ぶことがポイントです。
実際にどんな仕上がりになるのか気になる方は、ぜひタイルデッキの施工事例をご覧ください。
素材の質感や色合い、デザインパターンの違いによって、空間全体の印象がどのように変わるのかを写真でご確認いただけます。
理想のエクステリアをイメージするヒントとして、ぜひご参考になさってください。
ウッドデッキとタイルデッキのメリット・デメリット
どちらを取り入れようかご検討されている方のために、それぞれのメリットデメリットについて紹介いたします。
ウッドデッキのメリットとデメリット

メリット
ウッドデッキは庭や外構で特に人気のある選択肢のひとつです。
その大きなメリットとしては、自然な風合いと温かみのあるデザインが挙げられます。
天然木で作られたウッドデッキは足触りが柔らかく、リラックスした空間を提供します。また、DIYでの設置が可能なため、自分好みのデザインにカスタマイズできる点も魅力的です。
デメリット
一方で、ウッドデッキにはデメリットもあります。
天然木の場合、水分や紫外線による劣化が課題となり、定期的なメンテナンスが必要です。
防腐剤の処理や塗装の塗り直しを定期的に行わなければ、耐久性が低下してしまう可能性があります。また、人工木を使用した場合でも、長期間の使用に伴って色あせや表面的な傷が目立つことがあります。さらに、ウッドデッキの耐久性はタイルデッキと比較すると短く、寿命はおおよそ20年程度と言われています。
タイルデッキのメリットとデメリット

メリット
タイルデッキは、その耐久性の高さが最大の魅力となっています。
高品質なタイルを使用することで、半永久的に使うことができるため、長期的な視点で見ると非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
また、汚れがつきにくく、高圧洗浄やデッキブラシで掃除が簡単に行えるため、メンテナンス性に優れています。
さらに、火に強く、火災によるリスクが低い点も屋外での利用において大きな利点です。
デメリット
タイルデッキにはデメリットも存在します。1つ目は初期費用の高さです。
ウッドデッキの設置費用と比較すると、タイルデッキはおおよそ2倍近くのコストがかかる場合があります。
また、タイル素材は雨や雪で滑りやすくなることがあり、安全性の確保には注意が必要です。
さらに、日光の照り返しが強いため、暑い夏場には表面温度が高くなり、裸足で歩けない場合もあります。
さらに、施工には専門的な技術が必要であり、不適切な施工が原因でタイルが割れたり亀裂が入るリスクもあるため、業者選びが重要です。
メンテナンスのしやすさで比較する
メンテナンスのしやすさを比較すると、ウッドデッキとタイルデッキでは大きな違いがあります。
ウッドデッキは天候や紫外線による経年劣化を受けやすく、そのために定期的なメンテナンスが必要です。
例えば、表面をサンドペーパーで磨き、防腐剤や塗料を塗り直す作業を数年おきに行う必要があります。特に、天然木のデッキは自然の素材ゆえに手間がかかります。
一方で、タイルデッキは汚れがつきにくく、掃除が非常に簡単です。
日常的なメンテナンスとしては水拭きやデッキブラシで十分ですし、頑固な汚れがついた場合でも高圧洗浄機を使用すれば簡単にきれいにすることができます。
また、雨風や日光に強く、紫外線による劣化の心配もほとんどありません。この点ではタイルデッキがメンテナンス性において優れていると言えます。
費用と耐久性の比較
次にそれぞれの費用と耐久性についての比較をしていきます。
どのように違うかぜひ参考にご覧ください。
設置にかかる費用を確認しよう
ウッドデッキとタイルデッキを比較する際、コストは重要なポイントです。
ウッドデッキの費用相場は1平方メートルあたり約2.7万円~4.3万円で、素材が天然木か人工木かによって変動します。
一方、タイルデッキの費用相場は約4.8万円~7.3万円と高額になる傾向があります。これは、使用される素材や施工の専門性の違いによるものです。
さらに、ウッドデッキはDIYで設置が可能な場合も多く、費用を抑えられることもメリットです。
タイルデッキは専門的な施工技術が求められるため、業者に頼む必要があり、その分のコストも含まれると考えましょう。
結果として、初期費用を抑えたい場合はウッドデッキが選ばれることが多いと言えます。
長期的な耐久性の違い
耐久性の面では、タイルデッキがウッドデッキを圧倒します。
ウッドデッキの耐用年数は平均して約20年とされていますが、設置後のメンテナンスが欠かせません。
特に天然木は水や紫外線に弱く、腐食や変色のリスクが伴います。一方で、人工木は多少手間が減るものの、やはり完全なメンテナンスフリーとはいきません。
タイルデッキは、その半永久的と言われる耐久性が最大の特徴です。
陶磁器や天然石といった素材が使われ、耐候性が高いため、紫外線や雨風による劣化がほとんどありません。
ただし、施工不良で亀裂やタイルの浮きが出る可能性があるため、信頼できる専門業者の選定が大切です。
また、耐久性を重視するなら、初期投資の高さを考慮してもタイルデッキを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
ランニングコストを考慮する
設置後のランニングコストも重要な比較要素です。
ウッドデッキの場合、特に天然木は定期的な塗装や防腐処理が必要となります。
これには時間や費用がかかるため、長期的に見れば維持費がかさむ可能性があります。
人工木を使用すれば、多少メンテナンスの手間は減らせますが、長期使用での劣化対策はやはり必要です。
一方、タイルデッキはほとんどメンテナンスが不要であり、汚れも高圧洗浄や簡単な掃除で落とせるため、維持費が抑えられます。
ただし、滑りやすい特性があるため、雨天時の安全対策や施工後の補修費用が発生するケースも考えられます。
これらの点を総合的に考えると、初期費用が抑えられるウッドデッキは短期的なコストパフォーマンスに優れています。
一方、メンテナンス費用がほぼ不要で長期的に使えるタイルデッキは、耐久性とランニングコストの面で魅力的な選択となるでしょう。
あなたのお庭に合うデッキを選ぶポイント
現在ウッドデッキかタイルデッキをご検討されている方の中には、「自分の家にはどんなデッキが合うんだろう」と悩まれている方は多いのではないでしょうか。
ご自宅に合うデッキはなにか、分かりやすくポイントを押さえて解説していきます。
ライフスタイルに合わせた選び方
ウッドデッキとタイルデッキのどちらを選ぶべきかは、まずご自身のライフスタイルに合った使い方を考慮することが重要です。
例えば、家族や友人とバーベキューを楽しむスペースが欲しい場合、自然な雰囲気があり足触りも柔らかいウッドデッキが適しているかもしれません。
一方、日常的に掃除を簡単に済ませたい方や、子どもたちのドロ遊びなど汚れがつきやすい用途で使用する場合は、メンテナンスがしやすいタイルデッキが便利でしょう。
さらに、DIY好きな方であれば、自由なデザインが可能なウッドデッキを自作する楽しみもあります。
一方で、耐久性を重視し、将来的なメンテナンスに手間をかけたくない方には、タイルデッキが向いているといえます。
タイルデッキは耐久年数が長く、半永久的とされている点が魅力的です。
お庭の雰囲気や広さとの調和
お庭のデザインや広さも、デッキ選びにおいて大切なポイントです。
ウッドデッキは木の温かみがあり、ナチュラルなテイストのお庭や緑豊かな外構に調和しやすい素材です。
小さめの庭でも軽やかなデザインを作りやすく、落ち着いた空間を演出できます。
一方、タイルデッキは高級感やモダンな雰囲気を出すのに適しており、都市部の洗練された住宅やシンプルなお庭におすすめです。
また、タイルのデザインや色合いは非常に多様で、お庭全体の個性を引き立てる仕上がりにすることが可能です。
ただし、タイルデッキは施工面で段差ができやすいため、十分な広さを確保し、バランスを考慮する必要があります。
まとめ
ウッドデッキとタイルデッキは、それぞれ異なるメリットとデメリットを持つため、庭や外構に適した選択をするにはライフスタイルや好みに合わせた比較が重要です。ウッドデッキは自然な風合いと温かみを持ちつつ、定期的なメンテナンスが必要です。一方、タイルデッキは半永久的な耐久性と手軽なメンテナンスが魅力ですが、初期費用が高く注意点もあります。庭の雰囲気や外構デザインに調和させるポイントを考慮し、滑りやすさや気候の影響といった実用面も忘れずに検討しましょう。
また、費用やランニングコストについても両者の違いを把握し、長期的な視点でメリットを感じられる選択が大切です。ウッドデッキとタイルデッキ、どちらの選択肢も魅力的な特徴がありますので、この記事の比較を参考に、あなたの庭に最適なデッキを見つけてください。庭の快適な空間づくりが、リラックスできる暮らしの一助となることでしょう。
実物を見て、触れて、比較したい方は、ぜひガーデンラボの店舗へお越しください。
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