アプローチ・土間・タイルコラム
2025/06/17
手間いらずで美しいお庭を実現する!タイル選びのポイント
「草抜きや水やりの手間を減らしたい」「でも、おしゃれな庭をあきらめたくない」そんな方にこそおすすめなのが、タイルを取り入れたガーデンデザインです。
タイルを敷いたお庭は、雑草が生えにくく、お手入れの負担がぐっと軽減されるうえ、スタイリッシュな印象を与えてくれるのが魅力のひとつ。
雨の日でも泥はねが少なく、子どもやペットが遊んでも安心です。
さらに最近では、木目調や石目調など、ナチュラルな風合いのタイルも豊富に登場しており、住まいの外観や好みに合わせて自由にコーディネートできるようになっています。
機能性とデザイン性を兼ね備えたタイル選びは、快適で長く楽しめるお庭づくりの大切なステップです。
今回はでは、お庭にぴったりのタイルを選ぶためのポイントを、目的やシーン別に詳しく解説します。
理想のエクステリアを叶えるヒントを、ぜひ最後までご覧ください。
タイルの種類と選び方の基本
外構や庭づくりにおいて、タイルは空間の印象を大きく左右する重要な素材です。
見た目の美しさだけでなく、耐久性や機能性にも優れているため、さまざまな場所で活用されています。
ただし、タイルにはいくつかの種類があり、それぞれに適した用途があります。ここでは、代表的なタイルの種類と選び方のポイントをご紹介します。
磁器質タイル・陶器質タイルの違い
お庭や外構を美しく整えるうえで、タイルの選び方はとても重要です。
中でも「磁器質タイル」と「陶器質タイル」はよく使われる種類ですが、それぞれの特徴を理解し、場所や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、この2種類の違いと選び方のポイントをご紹介します。
磁器質タイル
磁器質タイルは、高温でしっかり焼き固められているため、とても丈夫です。
ほとんど水を吸わないので、雨や雪が当たる場所でも劣化しにくく、長持ちします。耐久性・耐水性に優れていることから、庭の舗装や玄関アプローチなど、屋外の使用にぴったりです。また、表面加工により滑りにくい製品も多く、安全面でも安心です。
陶器質タイル
一方、陶器質タイルはやや柔らかく、磁器質に比べて水を吸いやすい特徴があります。そのため、基本的には室内や雨がかかりにくい場所で使われます。
カラーバリエーションが豊富で、温かみのある風合いややさしい質感があり、ナチュラルな雰囲気を演出したいお庭におすすめです。
どちらがおすすめ?
どちらのタイルを選ぶかは、使いたい場所や目的を明確にすることがポイントです。たとえば、雑草対策も兼ねて庭一面に敷き詰めたい場合には、丈夫で手入れが楽な磁器質タイルが最適です。
一方、デザイン重視で落ち着いた空間をつくりたいなら、陶器質タイルが雰囲気に合います。
最近では、機能性に優れたタイルも登場しています。
たとえば、LIXILの「マイクロガードフロア」や「スーパーグレイズ」は、滑りにくく汚れがつきにくいので、掃除が簡単です。
こうした最新のタイルを取り入れることで、安全で快適な庭づくりがより身近になるでしょう。
耐久性・見た目・価格のバランスの取り方
お庭や外構に使うタイルを選ぶときは、「耐久性」「見た目」「価格」のバランスを上手にとることが大切です。
これらは一見すると両立しにくい条件のように思えますが、選び方のコツを押さえれば、住まいにぴったりのタイルを見つけることができます。
耐久性
まず、耐久性は屋外でタイルを使ううえで欠かせない要素です。風雨にさらされる場所では、劣化しにくい素材を選ぶことがポイントです。
たとえば、LIXILの「マイクロガードフロア」や「スーパーグレイズ」は、すべりにくく汚れがつきにくいため、見た目を長く美しく保ちながら、お手入れの手間も少なく済みます。
見た目
次に、デザイン面では家全体の雰囲気と調和することが重要です。ナチュラルな印象を出したいならテラコッタ調タイル、個性的なアクセントが欲しいなら幾何学模様のタイルなど、テーマに合わせて選ぶことで、外構全体の統一感が生まれます。
価格
そして価格面では、材料費だけでなく工事費用まで含めて考えることが必要です。
たとえば、「バックアンカーAF工法」や「バックアンカーCP工法」といった効率的な施工方法を取り入れることで、工期を短縮しつつ、コストを抑えることが可能になります。
このように、耐久性・デザイン・価格の3つをバランスよく考えることで、機能的で美しい、そして家族が心地よく過ごせる理想の外構タイルを実現できます。
タイル庭の維持管理と長く楽しむコツ
タイルを設置したのはいいけど、せっかくならきれいな状態を保ちたいものです。
次にご紹介するのは、維持管理の方法と長く楽しむコツについて詳しく紹介いたします。
日頃の掃除が美しさを保つカギ
タイルは耐久性に優れていますが、汚れを放置すると劣化や変色の原因に。
日常的には、ほうきやブラシで砂やホコリを除去。汚れが目立つ場合は中性洗剤で拭き取りましょう。
また、汚れが落ちやすいタイルを選択することで、掃除も楽になります。
頑固な汚れには専用アイテムを活用
こびりついた汚れには、高圧洗浄機や専用ブラシが効果的。ただし、タイルや目地を傷つけないよう注意しましょう。
また、滑り止め効果のあるタイルを使えば、冬場の凍結対策にもなります。
苔や雑草にも要注意
湿気が多い場所では、タイルの隙間に苔や雑草が発生しやすくなります。
こまめに取り除くことで見た目の美しさと清潔感をキープできます。
修繕は早めの対応が大切
ひび割れや劣化を見つけたら、早めに補修しましょう。
「バックアンカーAF工法」や「CP工法」など、専門的な施工法なら長く安心して使えます。
メンテナンス費用は選び方で変わる
最初に耐久性・防汚性の高いタイルを選ぶことで、将来の清掃や修繕にかかる手間と費用を抑えられます。
専用コート剤の使用や、家庭用の清掃道具を備えておくのもおすすめです。
実際のタイルを使用した事例
今回は、吐き出し窓と高さをそろえた、使い勝手の良いタイルデッキの施工事例をご紹介します。
ご依頼いただいたのは、「殺風景なお庭をどうにかしたい!」というご要望。
そこで採用したのが、吐き出し窓の高さとぴったり合うタイルデッキです。
室内から段差なく出入りできるため、お子さまがお庭で遊んだりする際も安全で快適です。
また、セカンドリビングとして夜のゆったりした時間を楽しめる観点からも非常に人気のあるスタイルです。
使用したのは、シンプルでモダンな印象を与えるライトグレーのタイル。
明るすぎず暗すぎない中間色が、建物の外観と自然に調和し、上品で落ち着いた雰囲気を演出しています。
実際の施工の様子やビフォーアフターの写真など、詳しい情報は下記の施工事例ページにてご覧いただけます。
まとめ
タイルを使用した庭や外構のデザインは、実用性と美しさを兼ね備えた空間づくりに最適です。
耐久性が高く、雑草対策にもなるタイルは、マイホームの庭や外観を際立たせる大きな役割を果たします。
タイル選びでは、滑りにくさや汚れの落としやすさといったメンテナンス性はもちろん、家の外観や庭のテーマに合うデザインを意識することが重要です。
さらに、適切な清掃アイテムや技術を取り入れることで、美しい庭を長く楽しむことができます。
ぜひ、タイルの魅力を取り入れた外構デザインで、暮らしを楽しむ素敵な空間を実現してください。
「どんなタイルがうちに合うのか分からない」「プロのアドバイスをもとにデザインを考えたい」そんなときは、外構のプロであるガーデンラボにお気軽にご相談ください。
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