新築外構お役立ちコラム
2025/02/08
新築外構で最低限した方が良い工事とは?費用を抑える外構工事も紹介
内装以外にも重要な外構工事ですが、最低限必要な工事が良くわからないという方が多いと思います。
現在悩まれている方向けに、新築外構で必要な工事と費用を抑える外構工事のコツを紹介します。
最低限した方が良い新築外構工事4選
はじめに、これだけは最低限やっておきたい新築外構工事を4選紹介いたします。
最低限した方が良い工事「境界部分」
外構の中で最低限やっておきたいのが、境界部分を明確にする工事です。
安心して暮らせる住まいを実現するためには、防犯対策が非常に重要です。
境界部分の施工は防犯性を高める意味があり、ブロック塀やフェンスの設置が一般的です。これにより、部外者が玄関や庭に侵入する経路を減らし、空き巣などの犯罪を防ぐことができます。
また、土地を区切ることで近隣とのトラブルも防げます。
工事を最低限にして費用を抑えたい場合でも、境界部分の工事はしっかり行うことをおすすめします。
最低限した方が良い工事「駐車場」
乗用車を所有している場合、駐車場の設置は欠かせません。
土がむき出しのままでは、タイヤが泥だらけになって汚れるだけでなく、雨の日には泥が跳ねて車体も汚れてしまいます。
コンクリートやアスファルト、砂利で舗装して駐車場を整備するのがおすすめです。
特にコンクリートは耐久性に優れており、一度施工すれば約15年もつため、コストパフォーマンスが高いです。
アスファルトは耐用年数が約10年とコンクリートに比べると短いですが、施工時間が短く、材料費が安いという利点もあります。
さらに費用を抑えたい場合は、車体が入る部分以外を砂利にする方法もあります。
ちなみに車1台分を停めるスペースとしては、およそ15平米あれば問題ありません。
3台分であれば、35〜40平米(幅6.5m×長さ5.3m)を目安にすると良いでしょう。
軽自動車 | 小型自動車 | 中型車 | 大型車 | |
車幅 | 1.48m×3.4m | 1.68m×4.5m | 1.7m×4.8m | 1.87m×5.2m |
駐車スペース | 2m×3.7m | 2.18m×4.8m | 2.2m×5.1m | 2.37m×5.5m |
面積 | 7.2㎡ | 10㎡ | 11㎡ | 13㎡ |
3台分の面積 | 22.2㎡ | 31.4 | 33.7㎡ | 39.1㎡ |
※車の種別ごとに必要な駐車スペースの目安です。
車幅よりも駐車スペースを広く取るのは、ドアの開閉スペースと前後の余裕を確保するためです。
車の寸法だけを考慮すると、ドアの開閉に必要なスペースが無くなるため、左右に50cm〜80cm程度の余裕を持たせる必要があります。
後ろに壁がある場合などは前後30cm程度の余裕を見ておくと良いでしょう。
軽自動車や小型自動車のみであれば、駐車場3台分でも30平米あれば十分ですが、将来的に大型車を購入して駐車する場合は40平米程度確保すると余裕が生まれます。
最低限した方が良い工事「アプローチ」
門周りから家の玄関までの通路・空間であるアプローチも最低限整えておくべきです。
アプローチがないと、ポスト、インターホン、表札などの生活に欠かせない機能が家に備えられず、郵便物や配達物の受け取り、知人の対応が不便になります。
また、土がむき出しになっていると玄関周辺が土埃で汚れたり、雨の日には泥が跳ねて靴や車が汚れるなどの問題があります。
実用性や生活面だけでなく、アプローチがないと外観や家の印象も悪くなります。
アプローチ建設の費用を抑えたい場合は、機能門柱の設置もおすすめです。
ポスト、インターホン、表札などの機能が一つの柱に搭載されているため、設置するだけで最低限生活に必要な機能を利用できます。
最低限した方が良い工事「雑草対策」
長く住む家だからこそ、雑草対策は重要です。
雑草対策には、コンクリート舗装や石張りなどの本格的な工事から、除草シートや砂利を敷くなどのDIYで行えるものまでさまざまな方法があります。
ただし、除草シートや砂利はDIYの手間がかかり、定期的な入れ替えや補充が必要なため、手間がかかる場合が多いです。
コンクリート舗装や石張りなどの工事を行っておけば、長期間メンテナンスが不要で効果的な雑草対策となります。
多少費用がかかっても、最初に工事をしておくことをおすすめします。
外構工事の費用を抑えるコツとは?
次は、外構工事の費用を抑えるためのコツを紹介いたします。
外構専門業者に依頼する
ハウスメーカーを経由せずに外構専門業者に直接依頼することで、費用を抑えることが可能です。
ハウスメーカーが間に入ると中間マージンが発生し、費用が高くなることがあります。
また、専門業者との直接のやりとりにより、こちらの要望を詳細に設計者に伝えることができるため、完成品とイメージの差を減らすことが期待できます。
さらに、途中で仕様や設計を変更したい場合にも対応してもらえる可能性が高いです。
専門業者は外構についての知識や経験が豊富であるため、こちらの要望が曖昧でも、機能性、安全性、デザイン性を兼ね備えた適切な提案をしてくれるメリットもあります。
複数の外構業者から選ぶ
1つの業者だけに見積もりをとるよりも、複数の業者に見積もりを依頼して比較する方が、より良い条件で費用を抑えられる可能性が高まります。
相見積もりをしていることを業者に伝えれば、他の業者より安い価格を提示してくれる場合もありますし、こちらからの価格交渉も容易になります。
優良な業者に出会えれば、工事費用を抑えられるだけでなく、アフターフォローやメンテナンスも充実しているため、トータルコストを抑えることができます。
ただし、自分で複数の業者と連絡を取り合って交渉するのは手間と時間がかかるため、相見積もりを代行してくれるサービスの利用がおすすめです。
境界部分はメッシュフェンスにするのがおすすめ
境界部分を明確にするなら、メッシュフェンスの設置がおすすめです。
メッシュフェンスは価格が安く、サイズの調整が簡単なのでDIYでも設置可能という嬉しい点があります。
また、ブロック塀と異なり、内外両方から見えやすいため、防犯対策としても優れています。
メッシュフェンスの種類によっては天辺がひし形になっており、よじ登りを防止する高い防犯性能を持つものもあります。
素材にはスチールとアルミの2種類がありますが、耐用年数の観点から、腐食しにくいアルミ製のものがおすすめです。
駐車場は安く抑えるなら砕石敷きが良い
砕石の価格は、駐車場として利用する場合、5センチの厚みを取るとしても、1立方メートルあたり約300円です。
そのため、駐車場の費用を安く抑えたい場合には、砕石を敷くのがおすすめです。
何の工事もせず土がむき出しのままだと、タイヤや車体、駐車場周辺が土で汚れてしまいますが、地面に砕石を敷くことで土埃や泥跳ねを防ぎつつ、駐車場としての最低限の機能を保てます。
角が尖った砕石は、角同士が噛み合うことでしっかりとした地盤を形成し、重い物が乗っても通行可能な強度を持つことができます。
雑草対策はDIYをする
アプローチ部分の建設や雑草対策などをDIYで行うことで、業者に依頼する必要がなくなり、費用を抑えることができます。
雑草対策は、除草して地面を平らにした後、除草シートや砂利を敷くだけで比較的簡単にできますが、アプローチ部分をDIYするのは難易度が高いです。
レンガや枕木がガタガタにならないように、地面を高精度に水平にする必要があり、各種材料を結合して固めるためのセメントも用意しなければなりません。
また、レンガや枕木の移動や設置、整地作業などの重労働が多いため、DIYでアプローチを作るには手間と時間がかかる点にも注意が必要です。
まとめ
今回は、最低限必要な工事や外構工事をできるだけ安く抑えるためのポイントについてご紹介しました。
外構工事には「これさえやれば大丈夫」といった一律の正解はありません。
なぜなら、建物の形状、敷地の広さ、周辺環境、道路からのアクセスなどによって、必要な工事や優先度が異なるためです。
たとえば、道路に面している住宅では防犯面を考慮して門扉やフェンスが必要になることがあります。
一方、住宅街の中にあるお家であれば、デザイン性の高いアプローチや植栽に重点を置くケースもあります。
このように、建物や立地条件に応じた柔軟な対応が外構プランには求められます。
ガーデンラボでは、お客様のご要望やご予算に合わせて最適な外構プランをご提案いたします。
「何が必要で、何が不要か?」というプロの視点からアドバイスし、効率的かつ美しい外構を実現します。
「費用を抑えたい」「デザインにもこだわりたい」など、どんなご相談でも大歓迎です。
お客様にとって本当に価値ある外構づくりをサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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