新築外構お役立ちコラム
2024/11/27
新築外構で失敗しないためのポイントとは?原因と対策を徹底解説
新しいお家を建てる時には、内部だけでなくお家の外観にまでこだわりたいという方が多いです。
しかし、新築住宅の外構工事では、理想のイメージと異なる仕上がりになってしまったなど、失敗が起きやすいです。
そこで、この記事では新築住宅の外構工事でよくある失敗例や失敗しないための対策について解説させていただきます。
理想の工事を行うためにも、ぜひこの記事をお役立てください!
1.新築外構で失敗しやすい部分とは
新築外構で失敗したと感じられる部分として多くあげられるのは、駐車場やフェンス・塀です。
「もっと広くしたかった。」「地面に使用する素材を他のものにすればよかった。」など、後悔するポイントも様々です。
また、カーポートの設置や駐車場を囲むフェンスについてのお悩みを持つ方も多いです。
価格・デザイン・機能性など、外構工事を行う上で重視する項目によっても、理想の仕上がりは異なります。
失敗を避けるためには、事前に細部まで設計を立て、業者との打ち合わせを行ってから施工することが大切です。
2.駐車場やカーポートの失敗例
駐車場やカーポートで後悔してしまう原因としては、スペースの狭さが多く挙げられます。
なるべく安価に工事を行いたいと、スペースを小さくしたり、安いカーポートを使用すると、不便さやのちのメンテナンスで悩まれるケースも少なくありません。
また、設置場所によっては隣のお家に雨水が流れてしまったり、デザイン性に欠けるなど、理想の外観を実現できない恐れもあります。
そのような事態を避けるためにも、失敗例や対策するための手段について知っておくようにしましょう。
失敗例1│駐車場が狭くて車の出入りが困難
毎日車を停止させるために使用する駐車場は、使い勝手が最も重要視される部分です。
住宅を大きくしたいがあまりに、駐車スペースを削ってしまった場合には、乗り入れが難しくなることが良くあります。
よくある後悔してしまう駐車スペースの大きさの決め方としては、「設計して考えたときには十分に感じられた。」ということです。
駐車しているときに十分な広さがあったとしても、車の出し入れや乗り降りの導線を考えると狭かったというケースが多くあります。
また、将来的に車を使用する人数が増えたときや、車のサイズが大きくなることも考えておくとよいでしょう。
車一台に対する適切な駐車スペースのサイズは、開口2.5m×奥行5mとされています。
さらに、人が乗り降りした時にも移動しやすいようにゆとりを持たせておくこと、将来的に車の変化が起きたときでも、対応することができるでしょう。
失敗例2│カーポートの屋根から雨水や雪が隣家に入ってしまう
カーポートを設置した時に、屋根の向きを考慮しないと、雨や雪の際に隣家に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
設置によって隣人とトラブルにならないよう、法令を守ることができる範囲で配置やデザインを考えることが大切です。
カーポートは、建築基準法で建築物とみなされているため、隣家敷地境界線から50cm位以上離して設置するようにしましょう。
上空から見て屋根が隣地に入っていると法令違反となってしまいますので、設計する際にあらかじめ確認しておくことが大切です。
守られていなかった場合、カーポートの再取り付けが必要になり、手間もコストもかかってしまいますので、事前確認をオススメします。
失敗例3│カーポートの柱が邪魔
車を守るために設置したカーポートの柱が、車を出し入れする際に邪魔になってしまうという失敗もあります。
カーポートは屋根を柱で支えているため、屋根の重さによっては柱の本数が多く、駐車スペースの範囲を狭めてしまうのです。
この失敗を避けるためには、カーポートを選択する段階で、柱の本数や設置するための幅を考慮しておくことが大切です。
また、狭い土地に設置する場合には、柱を道路の後方に設置する、後方支持タイプのカーポートがオススメです。
これは、駐車スペースの左右に柱がないため、乗り降りする際にも邪魔になることがありません。
さらに、1本の柱で支えるタイプのカーポートを採用することで、広いスペースを確保することができます。
カーポートの対応台数や耐雪性能などの機能面も重要なため、希望する条件で実現可能なカーポートを探すために外構業者と相談するようにしましょう。
失敗例4│土や砂利を敷き詰めて駐車スペースにしてしまった
駐車スペースにはあまりお金をかけずに済ませたいと考え、土や砂利を敷き詰めて駐車場を確保する方は多いです。
しかし、工事後に「コンクリートにすればよかった!」と後悔するパターンが非常に多く挙げられます。
その理由は、以下の通りです。
・雑草処理が大変。
・砂利が散らばって気になる。
・犬や猫に排泄されてしまう。
・芝などを植えた場合は、それらの世話が大変。
特に、雑草の処理を行うことを手間だと感じる場合には、コンクリートにすることで、お手入れを行う必要がなくなります。
また、汚れが確認できた時にも、水で流して少しブラシでこするだけで簡単に掃除が完了できることも、コンクリートにするメリットといえるでしょう。
3.庭やウッドデッキの失敗例
続いて、庭やウッドデッキで失敗してしまったという例を紹介します。
新築住宅だからこそ、緑に囲まれたお庭や家族で団らんできるようなウッドデッキにこだわる方もいらっしゃるでしょう。
ただし、お手入れやメンテナンスが大変になり、放置すると外観を損ねてしまう原因にもなります。
また、ウッドデッキや水栓、コンセントの配置によっても使い勝手が異なりますので、注意が必要です。
失敗例1│雑草の処理が大変になってしまった
駐車スペースでも挙げられましたが、天然芝をお庭に採用したけれど、雑草を取り除く手間が増えてしまったと後悔される方は多いです。
天然芝は新築住宅を青々と彩るアクセントで人気がありますが、芝刈りや枯葉のメンテナンスが欠かせないことが難点です。
そこで、お手入れの手間を省きたいという場合には、天然芝ではなく人工芝を採用するとよいでしょう。
人工芝の下には、防草シートが敷き詰めてあり、頻繁に雑草処理をする必要がありません。
また、見た目を維持するための芝刈りや水やりなどのメンテナンスも不要なことがオススメの理由です。
失敗例2│水栓やコンセントを設置しなかった
費用を抑えようと、水栓やコンセントを外に設置しないという選択をする方もいらっしゃいます。
しかし、車の洗車やガーデニング、外でプールに入る、散歩後にペットの足を洗うなど、屋外でお水や電気を使用するタイミングは意外と多いものです。
そんな時に、お水や電気をわざわざ室内から届けなければならなくなると非常に不便です。
ご自身のライフスタイルを見直したときに、外で作業をすることが多いと感じる方は、必要な場所に水栓やコンセントを設置することができるか事前に検討しておきましょう。
施工後に追加で工事をしようとすると、電線や水道管の場所によっては莫大なコストがかかってしまったり、そもそも工事ができない問うこともあるので、あらかじめ設置を検討することをオススメします。
失敗例3│ウッドデッキの使い勝手が悪かった
ウッドデッキは、洗濯物を干したり、子供の遊び場として使用したりなど実用性以外にも、デザイン性を高めるために人気のエクステリアです。
しかし、設置するスペースによっては狭くて使い勝手が悪くなってしまったという失敗が多い部分でもあります。
また、意匠性がある天然木素材のものを採用したものの、メンテナンスが行き届かずに腐食やシロアリが発生してしまったという事例もあります。
ウッドデッキを設置する際には、十分な広さが確保できる場所を選び、メンテナンスが簡単な人工木を選ぶことで失敗を避けることができるでしょう。
4.玄関アプローチでの失敗例
さらに、玄関アプローチでの失敗を紹介します。
玄関周りでの失敗例として多く挙げられるのは、床の素材選びや玄関までの導線、夜間の暗さなどです。
また、小さなお子様や高齢者の方とお住いのご家庭では、おしゃれだと思って設置した階段や段差が不便さに繋がってしまったというパターンもあります。
見た目も重要ですが、毎日通る場所ですので使い勝手も重視して玄関アプローチの設計をすることが大切です。
失敗例1│雨や雪などで滑りやすい素材を採用してしまった
玄関アプローチの床に使用する素材によっては、雨などで濡れた際に滑れやすくなり転倒してしまう危険性があります。
商品にもよりますが、つるつるとした表面のタイルや石、水はけの悪い素材は避けるようにしましょう。
滑りにくい素材としてオススメなのは、インターロッキングや洗い出しという施工方法です。
洗い出しは、表面がデコボコしている状態になるので、滑りにくく水が一か所にたまりにくことがメリットです。
また、インターロッキングは水はけがよいため、冬場に雨が降った際にも凍結の心配がありません。
さらに、コンクリートよりも低価格で施工することができ、豊富なカラーバリエーションがあるため近年人気の床材となっています。
失敗例2│駐車場から玄関までの距離が遠い
おしゃれなアプローチにしようとデザインにのみこだわって玄関までの動線を配慮しなかったために、駐車場からの距離が長くなってしまったという事例もあります。
距離が長いと、ポストに郵便物を取りに行くことが億劫になってしまったり、買い物での荷物が多い時も移動も大変になったりと、ストレスを感じてしまう可能性があります。
玄関アプローチのレイアウトを考えるときは、デザイン性だけでなく、導線を考えてポストや門扉の配置を決めましょう。
失敗例3│不要な段差を作ってしまった
玄関の入り口に階段を設置する方は多いですが、小さなお子様や高齢者にとっては、つまずきや転倒といった事故の原因になってしまいます。
この場合は、段差の高さを低くしたり、スロープを設置することで足腰の弱い人でも簡単に移動することができるでしょう。
また、手すりなどを設置すると、より安全性も高まりますので、ご家庭のライフスタイルによって設置を検討しましょう。
特に、スロープの場合は、階段よりも設置に広さが必要になるため、あらかじめ綿密に業者と打ち合わせて玄関アプローチのデザインを考えることが大切です。
5.フェンスや外塀での失敗例
フェンスや外塀工事の失敗例としては、目隠しやプライベート保護効果は得られたものの、日当たりや風通しが悪くなってしまうということが挙げられます。
反対に、費用面を考慮して、外塀を設置しないと、防犯面での不安が残りますので、周辺環境との相性を考慮しながら商品を選ぶことが大切です。
失敗例1│日当たりが悪くなった
フェンスや外塀の役割としては、周囲からの目隠しをすることですが、高さやデザインによっては日差しまで遮ってしまう可能性があるため注意が必要です。
高さ1.8m~2.0m程度のフェンスを設置すると、外部から見られることはありませんが、庭に日影が多くなり、植物が育ちにくくなったり寒さを感じやすくなったりします。
失敗しないためにも、事前に建物に対しての、どのように日光が当たっているのかを調査し、日陰になってしまう場所では、高さが低いフェンスを設置するようにしましょう。
失敗例2│防犯性が得られなかった
前述の通り、フェンスを設置することによって発生するデメリットもありますが、設置しない場合にも防犯性が得られないなどの不安があります。
近年では、費用の観点や風通しが良いことから、フェンスや外塀を設けない「オープン外構」が選ばれるケースもあります。
しかし、隣家との境界線があいまいになったり、子供や野良猫が入りやすくなったりと、トラブルにつながる可能性も否定できません。
費用の観点からオープン外構を検討している方は、必要な部分にだけ柵や垣根を設置する、セミクローズドやセミオープン外構を検討しましょう。
また、防犯面での心配は、センサーライトや監視カメラを設置することも効果的です。
6.まとめ
今回は、工事の場所別に失敗したポイントとその対策を紹介してきました。
新築住宅の外構工事での失敗を避けるためには、外観の美観性のみにこだわるのではなく、実用性や防犯性などのあらゆる点を考慮しながら計画を立てることが重要です。
また、新築住宅の建設が完了してから、外構工事に取り掛かるのが一般的ですが、お家の設計段階からイメージをしておくことでスムーズに工事に踏み込むことができるでしょう。
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