新築外構
2024/11/19
【前橋市で外構工事】フェンスの種類とは?木製・金属製・樹脂製の違いを徹底解説
フェンスを設置しようと考えたときに、どんな素材のものにしようか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
目隠しフェンスなどの外構は、雨風に耐えられるよう強固に設置されているため、一度設置してしまうと頻繁には交換できません。
ですので、素材の耐久年数を考慮せずに設置し、数年でボロボロになってしまったと失敗や後悔する方も少なくありません。
また、素材によっては家や庭の雰囲気も大きく変える要因になりますので、それぞれの特徴をあらかじめ知っておくことが大切です。
この記事では、フェンスの素材別劣化速度やお手入れ方法を紹介しているので、ぜひ参考までにご覧ください!
1.素材別耐久年数
フェンスに使用される素材には、それぞれ異なる特性と耐久年数があります。
この章では、それぞれの特徴を解説しているので、ぜひ参考にして使用したい素材を見極めましょう。
①木製 耐久年数1~2年
耐水・防腐を高める処理がされていない木で作られたフェンスの耐久年数は、おおよそ1~2年程度です。
基本的に、専門の業者が木製のフェンスを取り扱うことはなく、ホームセンターなどで手に入る木を使用してDIYでフェンスを設置したいという方に向いているでしょう。
少しでも耐久年数を伸ばしたいという場合には、木専用の防腐加工を行うことが必要になります。
②植栽・樹木・生垣・竹垣 耐久年数10年以上~未知数(お手入れ次第)
植物を植えるだけの植栽や樹木であれば、比較的低コストで目隠しフェンスの役割を果たすことができるでしょう。
もちろん、雑草処理や落ち葉の除去などのメンテナンスは必要ですが、植物が与えるリラックス効果や癒し効果を得られるため、温かみのある雰囲気にしたい方にオススメです。
また、生垣や竹垣は10年前後の耐久性があり、枯らさない限りは耐久性を引き延ばすことができます。
特に竹垣は、防水処理や紫外線処理、防虫対策を施すと30年以上の耐久性を期待できます。
③樹脂 耐久年数15年以上
樹脂を使用して、自然な木目を再現した素材で、耐水性が強く腐らず、変色にも強いのが特徴です。
さらに、表面に腐食を防ぐ加工を施すことで、さらに長い耐久年数が期待できるでしょう。
基本的に、横張タイプが選ばれることが多く、横の広がりによって敷地を広く見せる効果もあり、人気の素材の一つです。
④ブロック塀 耐久年数20~30年
目隠しフェンスとしての役割は最も期待でき、耐久性も非常に高い素材で、和風のお家で採用されることが多いです。
しかし、設置してから20年ほど過ぎたころから、ひび割れや目地からの崩落などが見られ始めますので、再施工が必要になるでしょう。
また、台風によって雨水がしみ込んだり、地震によって衝撃が加わったりすると、非常に崩れやすくなってしまいますので、メンテナンスが欠かせません。
⑤アルミ製 耐久年数30年以上
アルミは、多くのフェンスに使用されている素材で、さびにくいうえに強度も高いことが人気のポイントです。
形状やサイズもバリエーションが豊富で、金属の冷たい印象を与えないデザインのものも普及しております。
また、アルミ以外の素材と組み合わせて設置したとしても調和しやすく、オリジナリティのあるフェンスにしたいという方にオススメです。
⑥ウリン材 耐久年数35年以上
ウリン材とは、非常に密度が高く重みのある木材で、通称「鉄の木」「100年腐らない木」とも言われているほど、丈夫な素材です。
塩害や湿気の影響を受けにくいため、群馬県のからっ風などの過酷な環境でも耐えうる素材として注目されています。
また、経年変化を楽しめる天然木としても知られ、褐色から徐々に白銀色に変化していく様子を楽しめることも特徴です。
このように、フェンスといってもこれだけの種類があります。
いざ選ぶとなった時には、耐久年数とデザイン、コストパフォーマンスの点から比較しましょう。
2.素材別のメンテナンス方法
続いて、フェンスのメンテナンス方法を紹介します。
雨風や寒暖差、紫外線などに耐える必要のあるフェンスを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
フェンスの基本のお手入れ方法は以下の通りです。
・柔らかい布やスポンジで水洗いをする。
・洗剤を使用するときは中性洗剤を使用する。
・しっかりと水で洗い流してから拭く。
こちらのお手入れは、年に1~2回を目安に行うようにしましょう。
ただし、交通量の多い道沿いにお住まいの方は、排気ガスによる汚れがフェンスを傷めてしまう恐れがありますので、四季ごとに1度のお手入れを推奨します。
では、素材ごとの、メンテナンス時に注意すべき点を解説させていただきます。
①アルミ・ステンレスなどの金属
金属製のフェンスのお手入れで最も注意が必要なのは、金タワシを使用しないことです。
金属自体や、金属を保護している加工に傷が付き、腐食やさびが発生する恐れがあるからです。
また、洗剤を使用してのお手入れの場合は、アルカリ系洗剤のガラスクリーナーやタイル用洗剤などの使用は避けましょう。
②樹脂
樹脂系フェンスのお手入れの際には、シンナーやベンジンなどの有機溶剤は、素材が溶けてしまう可能性がありますので、使用は避けましょう。
また、高圧洗浄は水圧に耐えることができずに、破損する恐れがありますので、使用しないでください。
③ブロック塀
排気ガスやほこり、コケ、藻、雨だれなど、様々な劣化要因があります。
特に、目地部分は破損しやすくなるため、メンテナンスの際には研磨剤の使用やブラシで強くこするなどの行為は避けましょう。
ブロック塀のお手入れをするときは、天気が良く乾燥しやすい日に汚れの気になる部分をデッキブラシで軽くこするようにしましょう。
また、汚れている範囲が広く落としきることができない場合には、業者に依頼をして適切な手順で除去を依頼しましょう。
4.人口木・木材
木材系のフェンスは、基本的にブラシなどを使用せずにお手入れを行います。
表面の汚れやほこりが気になるときは、簡単にはらい落とし、水洗いをしてからしっかりと乾燥させましょう。
そのあと、木材保護塗装を利用して、日焼けによる色あせや塗装のはがれなどを回復させます。
5.生垣や樹木
生垣や樹木は、種類によってもメンテナンスの時期が異なります。
メンテナンスの際には、家庭用の剪定(せんてい)ばさみやバリカンを使用して、全体的なバランスを見ながら形を整えます。
特に、枝が密集しているような場所は、通気性を良くするためにも選定を行う必要があります。
また、防虫のための消毒は、虫が発生しやすくなる前の初夏や初秋に行っておくことをオススメします。
中には、樹木が育ちすぎてしまったために、ご自身でのメンテナンスが難しい場合もあるでしょう。
そんな時は、決して無理に行おうとはせずに、専門の業者に依頼して撤去してもらうことが大切です。
それぞれのメンテナンス時期は以下の通りです。
・針葉樹 5月、10月、11月
・常緑樹 4月、5月、6月、9月、10月
・落葉樹 落葉後の11月から3月
・花木 花や実が成り終わったころ
3.メンテナンスにかかる費用
フェンスのお手入れをご自身で行う場合には、基本的に費用は掛かりません。
しかし、老朽化が激しい場合やご自身でのメンテナンスが難しい場合には専門の業者に依頼することをオススメします。
また、フェンスの素材や工事の範囲によってメンテナンスの費用は大幅に異なります。
ご自身が希望している工事がどのくらいの金額でできるのかを、あらかじめ業者に相談することが大切です。
納得の金額で工事をするためにも、見積もりを依頼する際には最低でも3社に依頼し、比較するようにしましょう。
4.まとめ
今回は、フェンスに使用される素材の特性や耐久年数などを解説させていただきました。
使う素材によっても、お家の外観の雰囲気は全く変わりますので、新築のお家を建てる際やリフォームをする際には、こだわりたいポイントですよね?
しかし、デザイン性に囚われてばかりいると、設置してから数年で補修工事をしなければならないという事態に陥りかねません。
フェンスを選ぶときは、耐久性をしっかりと把握し、設置後も適切なメンテナンスを行うことが、お家の外観を美しい状態で保つための大切なポイントです。
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