自宅の庭を、子供が安全に遊べるようにしたいと考えている方にとって、人工芝はとてもオススメなアイテムです。
人工芝は、子供が安心して遊べるだけでなく、お庭を美しく見せたり、お手入れも手軽に済ませることができたりなどのメリットもあります。
スポーツ施設でも地面に人工芝が採用されていることからもわかるように、運動や遊びと非常に相性が良いので、子供をお庭で遊ばせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください！

お庭に人工芝を採用する5つのメリット

この章では、子供の遊び場とするために、お庭に人工芝を採用するメリットを紹介します。
安全面やメンテナンス面以外にも、オススメなポイントを解説しているので、ぜひご覧ください！

1.転んでもケガしにくい

人工芝には、芝生が立ち上がった状態に戻ろうとする起立性という性質があるため、転んでしまったときにもそれほど衝撃はありません。
また、柔らかい素材の人工芝を採用することで、裸足でも安心して遊ぶことができます。
子供の裸足遊びは大脳を刺激し、五感を発達させる影響があると言われているため、幼児期に裸足で駆け回れる場所を作れることもオススメなポイントです。

2.服や靴が汚れにくい

人工芝を施工するときは、地面（下地）に防草シートを敷き、その上に人工芝を敷きます。
そのため、土の上に2枚のカーペットを敷いている状態になるため、土汚れが付きにくくなるのです。
子供が寝転んだり、靴を履かずに遊んだとしても、その後の汚れを気にする必要がなく、洗濯も楽チンになります♪

3.水遊びも全力で楽しめる

天然芝や土の上と大きく異なるメリットは、人工芝であれば遠慮なく水遊びができるという事です。
人工芝には、排水用の穴が開いており、下地は水はけのよい専用の素材が使われているため、水たまりができて汚れてしまう心配もありません。
特に、夏はプール遊びなどをしていて、土が水の中に入り汚れてしまうという悩みもなく、きれいな状態で遊ぶことができます！

4.メンテナンスはほとんどいらない

人工芝は天然芝のような、芝刈りや雑草処理などのお手入れを必要としません。
完全に放置したままで良いわけではありませんが、天然芝に比べると圧倒的に手軽に済ませることができます。
「頻繁に掃除をするのは大変」「雑草を抜く手間を減らしたい」という方には、人工芝とてもオススメです。
人工芝のお手入れ方法については、後ほど詳しく解説させていただきます。

5.虫がわきにくい

前述の通り、人工芝の下には防草シートを敷き詰めるため、虫のえさとなる雑草が生えにくくなります。
また、地面の水はけも良いので、湿気を好む虫が発生しにくく、小さな子供がいるご家庭でも、安心して外で遊ぶことができます。

ここまで解説してきた通り、人工芝にはお庭を子供の遊びやすい環境にするためのメリットが沢山あるのです♪

■人工芝をお庭に敷くデメリット

前章では、人工芝のメリットを紹介しましたが、デメリットになりうる点ももちろんあります。
この章では、人工芝をお庭に敷くデメリットを解説させていただきます。

1.初期費用が高い

商品や施工範囲によっても大幅に異なりますが、どうしても初期費用がかかってしまうというデメリットがあります。
雑草が生えないようにする下地処理や、柴葉の柔らかいものなどを検討した場合、初期の費用面だけで比較すると天然芝の方が安いこともあります。
ただし、メンテナンスの手間などのランニングコストの面を考えると、人工芝の方が良いという方もいらっしゃいます。
費用面やお手入れの手間の面など、様々な観点から検討し、ご自身にとって最も良い選択を行いましょう。

2.季節感が損なわれる

人工芝は、一年中青々としているので、季節感が損なわれてしまうというお声をいただくこともあります。
特に、秋から冬にかけては落ち葉や枯れ木の時期になるので、周りの外観と印象の不一致を起こしてしまうのです。
そこで、人工芝のまわりには常緑樹を植えるなどの工夫をすることで、周りの景色とも調和させることができるでしょう。

以上が、人工芝のデメリットです。
メリットとデメリットを比較しながら、人工芝を採用するかどうかを検討してみてください♪

人工芝のお手入れ方法

いくらメンテナンスが不要と言われている人工芝でも、放っておくと芝生が寝てしまったり、枯れ葉が集まったりしてしまうため、定期的なお掃除が必要です。
ここでは、そんな人工芝の簡単なメンテナンスを紹介させていただきます。

1.ブラッシング

人工芝を長い間使用していると、だんだんと踏みつけられ続けた芝生は倒れてきてしまいます。
そんな時は、ナイロン製のデッキブラシで倒れている方向と逆向きになるようにとかしてあげることで、元の起立性を取り戻すことができます。
それでも直らない場合には、ドライヤーで熱を当てながら優しくブラッシングすると改善されるでしょう。

2.ゴミや落ち葉があるときは掃除する

冬になると、風に乗って枯れ葉や汚れがお庭に溜まってしまうということもあるでしょう。
放っておくと、それらを餌に害虫が集まってきてしまう可能性があるため、確認できた時点で早めに掃除をしてしまうことがオススメです。
芝生の丈が長い人工芝の根元にゴミやほこりが絡まってしまった場合は、掃除機で軽くなでるように吸い取ると、人工芝を傷めずに掃除を行うことが出来ます。
また、落ち葉に関しては、ブロア（送風機）で吹き飛ばしてもよいでしょう。

3.雑草が生えてきたら抜く

人工芝を敷いていると雑草は生えにくくなりますが、全くはないという訳ではありません。
雑草は、小さな隙間からでも発生し、人工芝を突き抜けたり、根を付けたりしてさらに繁殖してしまいます。
そのような事態になる前に、雑草を見つけ次第成長する前に取り除くようにしましょう。

4.まとめ

今回は、人工芝を自宅のお庭に取り入れて子供の遊び場にすることのメリット・デメリットを解説しました。
人工芝は初期費用がかかるものの、子供が安全・清潔に遊ぶことができるなどの魅力があります。

また、日々の簡単なお手入れだけで美しい状態を保つことができますので、子育てをしている方には、非常にオススメです。

人工芝を上手に活用してライフスタイルをより楽しく快適なものにしましょう♪

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